アップライトピアノか電子ピアノか問題


 

7月になりました。百合の花を貼ってみました✨

 

今日はどんなピアノを選べばいいかのお話をしたいと思います。 

 子どもがピアノを習い始めたとき、ピアノどうする問題が・・・

それが 電子ピアノ VS アップライトピアノ問題。

 一応画像を貼ってみます

これが電子ピアノ


 

続きまして、アップライトピアノ


先生からは「できればアップライトピアノをご用意ください」と言われることが多いと思います。

ただ価格・スペース・騒音問題を考えると現実的に難しい場合も当然あると思います。

なので先生も、できればとしか言えない・・

まず両者の違いを書いてみます。

★アップライトと電子ピアノは何が違うのか?

①構造

何よりもまず、音を出す構造が違います。

・アップライト:鍵盤の先がフェルトの巻かれたハンマーと繋がっていて、鍵盤に触れるとハンマーがピアノの弦を叩いて音が出る


 

 

 アップライトは鍵盤に対してハンマーや弦が垂直に立ててあり、昔はたて型ピアノとも言いました。対してグランドピアノは弦を鍵盤と同じ水平にしてあるため大きいんですね。

ちなみにグランドの内部

 

グランドだと弦はピアノの上からでも見えます 


 ・電子ピアノ:弦は無い。鍵盤の動きをセンサーが感知して、録音された音をスピーカーから出す。最近では打鍵の感覚を得るために、弦なしでハンマーのアクションだけを搭載している電子ピアノもある。

電子ピアノをいかにアコースティックピアノ(アップやグランド)に近づけるか、 というのが各メーカーの目標。 

②価格

〈新品〉 

アップライト:76万〜150万ほど 2026.7月現在

電子ピアノ:15万〜50万ほど 

〈中古〉

アップ: 20万〜

電子ピアノ:数万〜 

中古の価格は一概には言えず詳しく書けないのですが、メルカリやアマゾンで1万や数万のものがあっても基本的にネットでの購入は私はお勧めしていません。(ネットで見つけた楽器店へ実際に行って試弾して購入するのは有りですが) 

③お手入れ

アップ:1年に1回は調律(ちょうりつ)と言って、音の狂いを直すメンテナンスが必要。調律代がかかる。調律師さんによるが8000円から20000円くらいまで幅がある

電子ピアノ:不要・軽く鍵盤を拭いたり普段のホコリをとるくらい 

④大きさ

88鍵なのは同じなので横幅はそんなに変わりません。アップが150センチ、電子ピアノが140センチほど。奥行きと高さに違いがあります。

アップライトの高さは110から130センチほどで、背が高くなるほどグレードも上がってお値段も・・というところ。 また打弦機構があるため厚みが出て、奥行きは大体65センチほど。

電子ピアノは高さ100センチくらいまでで奥行きも50センチほど。圧迫感がアップより少ない。搬入も搬出も楽。

 

ここからは先生がアップを勧める理由を書いていきます。

 ★ なぜ先生はアップライトを推奨するのか

 音楽的・技術的な理由があります。
① 鍵盤のタッチがアップの方が良い・指の力が育つ
アップライトはハンマーが弦を叩く構造のため、適度な重さと抵抗があります。自然と指の力とコントロール力が身につきます。
こんな風に弾けばこんな音が出る、という楽器をやる上で当たり前の身体感覚が育ちます。
電子ピアノは鍵盤がアップに比べると軽いです。

② ペダルの感覚が全然違う
ダンパーペダル(右のペダル)の踏み込み具合の繊細さも、アップライトのほうが圧倒的に良いです。上級の曲を弾くようになると、この差が顕著に出ます。

③ 音を「聴きながら弾く」習慣がつく
私が一番大事に思うことなのですが、アップライトは打弦から空間に音が広がって豊かな響きが出ます。それを聴きながら練習することは豊かな耳を育てることになります。
 
と、先生側からの言い分を書いてみました。
 
でもですね、現実としてアップをボンと買って家に置けるのか?、という話ですよね。ピアノの購入で辛いのは、「子供の本気度が分からない段階で高額な買い物を迫られる」ということではないでしょうか。

これがバイオリンなら、幼児用のバイオリンは数万から始められるしレンタルも豊富にあるし・・ところがピアノは初期費用が高いんですね・・先生も「出来れば」としか言えません。 

私が親御さんからのお話で今までよく聞いたのは、

 ・マンション住まいで物理的に置けない(管理規約で禁止のケースも)

・予算が厳しい

・子どもがいつやめると言い出すかわからない

・夫婦で意見が割れている(どちらかが乗り気でない)
 
・引っ越しの可能性がある(重くて大きいアップライトは移動が大変)

こんなところでしょうか。私自身もマンション育ちで苦労しましたので、親御さんの事情も分かるつもりでいます。(そして私が子供の頃は電子ピアノがありませんでした)

アップライトが難しいご家庭に私がお伝えしているのは、

① まず電子ピアノで始めて、続きそうなら検討する
1〜2年様子を見て、続きそうならアップライトへの買い替えをお勧めしています。

② 中古のアップライトを探す
予算だけがネックになっている場合は、中古の購入をお勧めしています。整備・調律済みで販売しているものを選べば、品質面でも安心です。

③ 電子ピアノのグレードにこだわる
電子ピアノにも品質の差があります。木製鍵盤・グランドタッチといった仕様のモデルで、なるべく本物に近いピアノを選ぶのも良いと思います。

★購入の際の注意
先生と一緒に選んでください(声を大にして言いたいところ) 。
親御さんから購入の時に一緒に見て欲しいと言われて断る先生はいないのではと思います。
新品だろうが中古だろうが、アップでも電子ピアノでも、悪い品質のものを買わされないためにも必ず先生とお店へ行ってください。楽器は触らなければ分かりません。先生と行くメリットもあります。お店によりますが、ちょっと値引きしてくれることもあります。お店にしても、また先生に生徒さんを連れてきて欲しいからです。 
 
街中の楽器店で一緒に選んだり、大手メーカーの中古即売会のお知らせもピアノの先生にはよく来るので、そこで一緒に選んでもいいですし、たまに先生へ調律師さんが中古で良いピアノが出ましたよと教えてくれてそれで購入することもあります。 
 
電子ピアノを購入する際に意外と盲点なのは、椅子!
今は少ないと思いますが、電子ピアノとセットの椅子に、高さ調節機能が付いていないものがあります。ピアノは、唯一椅子だけが自分仕様に出来る楽器です。椅子も必ずチェックしてください。
 
足台も必要です。子供のうちは椅子に座ると足が床に届かないので、足の安定のために足台も必ず用意してあげてくださいね。 
 
 
はあ・・今日は長く熱く書きました。ふう。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
皆様が良いピアノとめぐり会えますように✨
 
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教室は川西市の大和にあります。牧の台小学校の校区内です 

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